明泉寺 佐久市香坂
 天台宗慈覚大師が諸国を巡っていた平安朝の初期、志賀一帯は湖だったという。その風景が比叡山から見た琵琶湖周辺の景色に似ていたことから、この地に閼伽流山明泉寺を建立したと伝わる。
 山道が閼伽流山の登山口となっており、山腹には千手観音が奉られ、数十の石仏や洞窟、芭蕉句碑や数々の文学碑がある。
金龍寺 佐久市伴野
「曹洞宗」禅寺。寛永十年(1632)、小諸城主、松平因幡守が開基。
依田右衛門佐信蕃と市川五郎兵衛の位牌安置、民話龍宮淵の伝説。
金龍寺石仏群
参道の石仏群は西国三十三番観音弘化三年倉瀬の断崖の路傍より移動
最明寺 佐久市平井
鎌倉時代、北条時頼が執権職を退き最明寺入道として全国行脚の旅に出た際、五本木の最明寺山に一宇を建立したのが開基。延宝二年(1674)現在地に再建。
時頼公の位牌と彼が刻んだと伝えられる木像が寺宝。
平成13年のNHKの大河ドラマ参照。
常元寺 佐久市常田
境内の閻魔堂に安置されている閻魔像は、鎌倉時代の作といわれる。
境内のしだれ桜の巨木は満開時には見事な景観を見せる。
匡廬山 龍泉院  佐久市大字大沢地家691

 匡廬山龍泉院は、本山を永平寺、総持寺、本寺を前山貞祥寺とする曹洞宗寺院。県内でも珍しい茅葺屋根が3棟有り、写真を撮るに絶好のお寺。鎮守八幡より湧き出る泉からは、昔からホタルがでる。