佐久市内の寺院建築    
                 説明文は、佐久市観光ガイドを参考にしました。

安養寺の山門 佐久市安原
 鎌倉時代に後深草天皇の勅額により臨済宗法燈派の開祖・法燈円明国師が建立。鎌倉前期の慶派一門の秀作と伝えられている。
 県宝に指定されている本尊の「阿弥陀如来座像」を初め、古文書・古器など数多くの県宝・市文化財などがあり、歴史的遺産の宝庫である。 又、信州味噌発祥の地とも言われている。写真の山門は、桁行3.5間、梁間2.5間。12本の柱によって、成り立っている。
安養寺の古木佐久市安原
 安養寺山門の左手に位置する槻の古木。樹齢600年以上も経っており、当寺の建立以前よりあったと言われている。残念ながら中心の幹は朽ちおちてしまっているが、張り出した周りの枝の様子から全盛だった頃の巨木の姿が思い浮かぶ。
西念寺 佐久市岩村田
  永禄年間に武田信玄が再興し、旧岩村田藩主仙石秀久・内藤正国他、歴代城主の菩提寺である。県宝に指定されている本尊の「阿弥陀如来座像」は、藤原時代の末期、定朝作と言われている。
西念寺の鐘楼 佐久市岩村田
 西念寺境内の鐘楼。
渓徳寺 佐久市下平尾
平尾山の麓、桃畑が広がる桃源郷の禅寺で本山は妙心寺(京都)。承応2年(1653)正眼智鑑禅師が開山した臨済宗の禅寺。
渓徳寺 佐久市下平尾
 渓徳寺本堂内の天井画。