佐久14番札所として、平林観音さまで知られている千手院は、天台宗に属し比叡山を総本山とし、仁寿年間(西暦851年頃)第三世天台座主を勤められました慈覚大師「圓仁」の開基で、現在まで76代、1150余年の法統を守る古刹です。山号を平林山、寺号を津金寺と称し、千手観世音菩薩を本尊とし日本三津金寺の一寺です。日本三津金寺とは、北佐久郡立科町山部の津金寺、甲州津金の津金寺(現在の海岸寺)と千手院の三箇寺で、寺号を同じくするのみでなく、ともに行基菩薩御手造りの三躰観世音菩薩像を各々本尊としています。
入口の案内図横の石段を登ります。
すぐに大きな仁王門が見えます
金剛力士像 吽形
金剛力士像 阿形
仁王門をくぐり 左手に弁天堂
右手に子安堂
紅葉も終りに近づき落葉の石畳を歩くと石段です。
両脇に六地蔵様がお出迎え
平林山津金寺千手院観音堂
外陣
賓頭盧尊者様
天井絵も見事です
中央は龍の墨絵
天井絵 外陣左
天井絵 外陣右
朱色の太鼓橋を渡ると水子地蔵堂へ
参道右手に鐘楼
左手に進むと愛染堂
駐車場まで戻り、石段左手に進むと赤門へ、紅葉が綺麗です。
門をくぐると立派な客殿が見えます。
境内には数々の石仏が。
境内案内図
記念撮影