佐久市の近代建築

重要文化財　木造洋風建築物
設計・施工　市川代治郎
竣工　1875年

明治34年、尋常小学志賀学校として建てられる。昭和22年、志賀小学校となり、平成2年、併合のため廃校となる。板張の床や壁の教室や渡り廊下が懐かしい。現在は、佐久市教育委員会の文化財課の施設として使われている。

明治初めに建てられた洋風な木造建築物。志賀文化会館、老人集会場などに使われていたが、現在は使用されていない。屋根瓦は葺き替えられているが、当時の様子がはっきりとうかがえる。老朽化がかなり進んでおり、保存などの対策が必要である。

明治39年に国立の長野種馬所として創設され、昭和21年長野種畜牧場と改称、平成2年10月家畜改良センター長野牧場と改称されて現在に至る。旧管理等（左写真）は現在牧場資料館。畜舎（右写真）は現在も使われている。桜の名所でもある。

設計　レーモンド事務所
佐久におけるレーモンド事務所の集大成。隣の消防署も同じ設計。

設計　レーモンド事務所
体育館の屋根は吊り構造。

設計　レーモンド事務所
木造建築物。丸太材の小屋組がすばらしい。

竣工　1981年
設計　増沢　洵
構造　鉄筋コンクリート
45度にふったプランがおもしろい。内装にラワン材が多用されている。

設計　take9　
開館　本館：昭和54年4月1日　
増築棟　平成9年8月7日

昭和52年（1997年）佐久市に寄贈された「油井一二コレクション」をもとに、佐久にゆかりの多くの人々の郷土愛に満ちた熱意と協力により、県立駒場公園の一角に昭和５７年７月建物が完成し、翌昭和58年5月に一般公開された。