4番札所 真楽寺           北佐久郡御代田町塩野142
 真楽寺(しんらくじ)は、長野県北佐久郡御代田町塩野の寺院。真言宗智山派。
用明天皇元年(586年)、第31代 用明天皇の勅願による開山。浅間山別当、勅願寺としても知られています。
浅間山の大噴火があった時に聖徳太子の父親であった用明天皇が、浅間山の鎮火祈願のため、真楽寺を被災地に建立されたと
言われています。
文治5年(1189)には源頼朝(鎌倉幕府初代将軍)が浅間巻狩りの際、当寺を訪れ観音堂を寄進し自らの42歳の厄除けを
7日間に渡り祈願したことから"頼朝厄除観音"との別称があります。
境内には頼朝が愛馬の鞍かけたと伝わる鞍掛け石や、頼朝が梅の杖を地面に突き刺すと、根付たとされる頼朝公の逆さ梅
などがあります。
山門前にある大沼池は聖徳太子も立ち寄ったという由緒ある池で、浅間山の伏流水が湧き出る名水とされ、「甲賀三郎」伝説
や「七尋芹」伝説が伝えられています。
また、「甲賀三郎伝説」をモチーフにした龍神祭りがあり、男が担ぐ全長45mの龍神「三郎」と、女性が担ぐ全長21mの「舞姫」、
子どもたちが担ぐ「雪窓丸」と「龍神丸」、この4匹の龍が共演するステージは圧巻です。
松尾芭蕉なども参詣したと言われ、芭蕉百五十回忌に建立された「むすぶよりはや歯にしみる清水かな」の句碑があります。


真楽寺 入口案内


表参道より仁王門へ

太鼓橋


仁王門

仁王門




金剛力士像
応永二年(1395年)



吽形


阿形

六地蔵と
      厄除観音堂

厄除観音堂


六地蔵

六地蔵と
     龍神


大沼の池


龍神
(甲賀三郎の化身)









厄除観音堂

厄除観音堂
寛文五年(1665年)





 

 



 
 

 
三重塔

 
三重塔と
    神代杉

 
 
三重塔
寛永四年(1751年)慶長十八年再建

 

   
神代杉

 


 
 


 水分神社

 

 

大本堂

 


 
   
中雀門

 

 
   書院


恵光殿

本坊 札所土間


 土間より見上げた 札所の小屋組


 鐘楼


 



 

頼朝公の逆さ梅
 
弁慶の腰掛の松

 
三笠宮殿下御手植の松

大淀三千風 句碑


青龍大権現

牛頭観音

 
芭蕉 句碑

 
 
子育地蔵尊

 
日本一大きな子育地蔵尊
 
案内板

 

周辺案内板

道祖神