迎賓館の見学にいってきました　

７月３１日から８月9日まで、迎賓館が一般公開されました。
そこで、女性委員会では、今年度の活動計画のひとつとして、参観申し込みをし、見学してきました。

　迎賓館は、昭和44年から５年の歳月をかけて「旧赤坂離宮」を改修し、昭和４９年に国の迎賓施設として設置されたものである。また、この改修の際、和風別館が新築された。
　旧赤坂離宮とは、明治４２年東宮御所として造営されたもので、ヴェルサイユ宮殿を模したネオ・バロック様式の華麗な洋風建築であり、明治時代の著名な建築家である片山東熊氏の総指揮の下に、当時の一流の建築家、美術工芸家が総力を挙げてつくりあげた、地上２階、地下１階、延べ面積約15,000�uの日本最初の洋風宮殿ある。

「彩鸞の間」という名は、左右の大鏡の上に「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来する。 　白い天井と壁は金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され、10枚の鏡が部屋を広く見せている。 　この部屋は、晩餐会の招待客が国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビ・インタビュー等に使用されている。
「花鳥の間」という名は、天井に描かれた36枚の油絵や、四面に張られたつづれ織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝等に花や鳥が描かれていることに由来する。 　床はケヤキ材の寄木張りでフロア・ヒーティング設備が施されており、テーブルは国産の桜である。 　この部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催されるところで約130名の席がある。
	中央階段の床には、イタリア産の大理石が張られ、その上に赤じゅうたんが敷きつめられている。階段の左右の壁には、フランス産の大理石が鏡張りされている。中央階段をあがった大ホールの正面の左右の壁には2枚の大油絵（小磯良平画伯作）が飾られている。
「朝日の間」という名は、天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来する。周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石である。 　壁には、京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床には、47種類の紫色の糸を使い分けて桜花を織り出した緞通が敷かれている。 　この部屋は、国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等が行われている。
「羽衣の間」という名は、謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300�uの曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来する。 　3基のシャンデリアは当館で最も豪華なもので重さは約800�sであり、壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られている。また、正面の中２階はオーケストラ・ボックスである。 この部屋はレセプションや会議場として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されるところである。

設計事務所の時　　　 □　設計者がヒ頼者の希望をよく聞こうとしていますか。
　　　　　　　　　　　　　　 □　依頼者のライフスタイルを知ろうとしていますか。
　　　　　　　　　　　　　　　　 □　敷地や周囲の環境について調べようとしていますか。
　　　　　　　　　　　　　　　　 □　設計者の考えをきちんと話そうとしていますか。
　　　　　　　　　　　　　　　　 □　住宅設計に対する取り組みをきちんとしていますか。
　　　　　　　　　　　　　　　　 □　２〜３回で打ち合わせを済ませて設計しようとしていませんか。
　　　　　　　　　　　　　　少なくも納得できるまで協議をしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　 □　建築士自身が打ち合わせに来ていますか。

ハウスメーカーの時 　□ 　対応してくれる人が建築士ではなく営業マンが多い。
　　　　　　　　　　　　　　　 指示系統の確認をしましたか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□ 　営業マンから建築士に打ち合わせ内容が伝わっていますか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文書記録形式できちんと取り交わすと良い。）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□　メーカーとの契約は設計契約ではなく設計施工契約が多い。
　　　　　　　　　　　　　　　　設計完了前に、「工事施工契約」を交わし金額を決めてしまう
　　　　　　　　　　　　　　　　事が多く、トラブルになる例があります、
　　　　　　　　　　　　　　　　十分気をつけましたか。

　工務店の時　　　　　 □　「設計事務所」「ハウスメーカー」の項目を参照しましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□　工事監理については建築士に依頼しましたか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□　工務店の作品を見ましたか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住んでいる人に感想を聞きましょう。

●　工事請負契約前のチェックポイント

（１）　支払い金額・支払方法・支払い時期をきちんと確認しましょう。
（２）　契約解除や紛争処理の項目がありますか。
（３）　工期の時期と、遅れた場合の規定の有無がありますか。
（４）　引き渡し後の保証期間が書かれていますか。
（５）　瑕疵、担保責任はどうなっていますか。
（６）　工事範囲に含まれているもの、含まれていないものが明確に区分されていますか。（７）　設計変更が生じた場合の対応について書かれていますか。
（８）　工事内訳明細書がついていますか。
（９）　契約書・工事内訳明細書・図面・仕様書が、一体のものとなっていますか。
（10） その他、意味のわかりにくい特約はついていませんか。

●　不安が生じたら、すぐ建築士に相談を！

　　　家を建てる人は初めての経験で、設計中も工事中も不安がいっぱい。
　　　　　それが当り前です。
　　　何かおかしい、わからない事があったら、早めに相談すること。
　　　　　それで信頼関係を損なうことは
　　　ありません。
　　　　　それを　　　おっくうがる建築士・施工者には注意を！！

　住宅の資金計画をたてる場合、自己資金として工事総額の最低２割程度を用意する必要があります。
　　　その他に
　下記に示すような見落としがちな費用があります。
　細かいものも多く、各人によって該当するもの、しないものがあるでしょう。　
　消費税もばかになりません。
　　　ですから
　資金計画の時に用意するお金は、余裕を持ちたいですね。

　　　・手続き、税金にかかるもの　　　　　　　　　　　　　　・その他
　　　　　　　（１）　建築確認申請手数料　　　　　　　　　（１）地鎮祭費用
　　　　　（２）　設計工事監理契約（印紙税）　　　　　（２）上棟式費用
　　　　　（３）　工事請負契約（印紙税）　　　　　　　（３）近隣あいさつ費用
　　　　　（４）　工事完了審査申請料（印紙税）　　　　（４）引っ越し費用
　　　　　（５）　住宅性能表示制度に関する費用　　　　（５）家財購入費
　　　　　（６）　登録免許税　　　　　　　　　　　　　　　　（家具・カーテン等）
　　　　　（７）　不動産取得税　　　　　　　　　　　　（６）仮住まい家賃
　　　　　（８）　都市計画税　　　　　　　　　　　　　　　　（建て替えの場合）　　
　　　　　（９）　固定資産税　　　　　　　　　　　　　（７）電話等公共工事申請費用
　　　　　（１０）抵当権に対する登録免許税　　　　　　（８）その他
　　　　　（１１）不動産譲渡や贈与に関する税金

　　・特別加算・割増融資等（一般）　　　　　　・助成制度（各自治体による）　　
　　　　　　　　（１）　バリアフリー住宅　　　　　　　　　　（１）　街なみ環境整備事業助成制度
　　　　　　　　（２）　高齢者等対応設備設置　　　　　　　　（２）　浄化槽等設置助成制度
　　　　　　　　（３）　省エネルギー住宅　　　　　　　　　　（３）　生ごみ等処理設備設置助成制度
　　　　　　　　（４）　自然エネルギー活用住宅　　　　　　　（４）太陽光発電設備設置助成制度
　　　　　　　　（５）　太陽光発電設備住宅　　　　　　　　　（５）その他
　　　　　　　　（６）　高耐久性木造住宅・地域木造住宅
　　　　　　　　（７）　高規格住宅
　　　　　　　　（８）　高齢者等同居住宅
　　　　　　　　（９）　郵貯加算
　　　　　　　　（１０）財形住宅
　　　　　　　　（１１）長野県マイホームづくり資金融資
　　　　　　　　（１２）その他

●　−−−−−家造りの手引きにして、快適なマイホームを　！！！